PC9821Xv13/W14編

K6III+が発売になった頃、N3下駄とK6III+450(コア電圧2.0V)を入手し、ベースクロック66MHz×2×4.5=600MHzで快適に動作していました。が、2002年夏から不安定になりやむ終えず533MHz化・ヒートシンクを銅だ交換・電源強化(300W)し半年以上耐えました。ところが2003年5月にはついに起動中固まり現象が多発するようになり、物置に眠っていたRaII23@300のマザーボードと入れ替えることになりました。

N3下駄に銅だを釣り糸で固定。
入力側コンデンサ強化
300W電源に交換,サービスコンセントにリレーを追加。
電源連動化,Ra300@800も同様に電源強化。
標準CPUのXVマザーボードを取り外し RaII23@300マザーボードを取り付けたXv筐体

N4下駄を確保(ソケット表面が剥がれていましたが動作上問題ありませんでした)。
Xv筐体のマザーボードを元に戻し、コア電圧可変の改造し2.0Vに設定、倍率を66×2×4=533MHz。600MHzはコア電圧が2.0Vの為か起動せず。

SW3を取り付けた下駄内部

 

 

 

PC9821RaII23編

 

PC9821Ra300編

Ra300は、標準でSlot1変換下駄(Slot1→Socket370)を介してPPGA版Celeron300Aを使用しているので、Celeron533(Mendocinoコア)までであれば、CPUを載せ換えるだけでアップグレードができるようです(下駄にCPUが直付けになっているので、自分では試してないので保証できません)。

FC-PGA版Celeron533A(Copprmine-128Kコア)のものは、注意が必要です。それは、「マザーボード上のDC-DC ControllerがCopprmine-128Kコアが要求するコア電圧1.5Vを供給できるか否かで、Celeron533A以降のものに載せ換えできるかどうかが決まる」、ということです。

Ra300にはHIP6004CBとHIP6004ACBの2種類の電圧DC-DC Controllerがあるようで、前者の「CB」が1.3〜3.5Vの電圧を供給でき、後者の「ACB」が1.8〜3.5Vの電圧を供給できるようです。

Celeron533A以降のものに載せ換えようとする場合、まずはマザーボード上のDC-DC Controllerを確認する必要があります。
DC-DC Controllerは、メモリとCPUソケットとの間、写真中、赤丸で囲んだ部分になります。

私のRa300は残念ながら後者であったため、電圧変換ゲタのPowerLap社製PL-iP3/Rev2を使用することにしました。

 

2001/05/19 私の住んでいる地方で入手可能な最高速のセレロン766(66×11.5)を確保しました。

Celeron 766MHz PL−iP3/Rev2に装着

2002/04/05 Mate-Rユーザー垂涎のFSB100MHzのPentiumIII 1.1GHzを確保

PentinumIII 1100MHz PL−iP3/Rev2に装着
★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.610 ★ ★ ★ 
使用機種 
Processor Pentium II 731.4MHz [GenuineIntel family 6 model 8 step A] 
解像度 1024x768 65536色(16Bit) 
Display スタンダード ディスプレイ アダプタ (9821 シリーズ)
Display [?]PC-9821 Ra18/20,RaU23 (Trident)
Display WGP-FX16N (3Dfx)
Memory 129,416Kbyte
OS Windows 98 4.10 (Build: 2222) A 
Date 2002/ 4/13 10:25

SCSI = I-O DATA SC-UPCIシリーズ
HDC[X]=標準 IDE ハード ディスク コントローラ

ABC = IBM DNES-318350W Rev SA30
D = GENERIC NEC FLOPPY DISK 
E = FUJITSU M2513E Rev 0020
Q = PLEXTOR CD-ROM PX-40TS Rev 1.00

ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
36061 58629 46526 75865 8496 58896 420 60 19579 20078 33817 A:10MB

2002/10/19 Celeron ES品( 2001/05/19のCeleron766の約半額で確保 )

HDBENCH Ver 2.610
使用機種
Processor Pentium II 797.8MHz [GenuineIntel family 6 model 8 step A]

解像度 1024x768 65536色(16Bit)
Display スタンダード ディスプレイ アダプタ (9821 シリーズ)
Display [X]PC-9821 Ra18/20,RaU23 (Trident)
Display WGP-FX16N (3Dfx)
Memory 129,416Kbyte
OS Windows 98 4.10 (Build: 2222) A
Date 2002/10/19 9:55
SCSI = I-O DATA SC-UPCIシリーズ
HDC[X]=標準 IDE ハード ディスク コントローラ
ABC = IBM DNES-318350W Rev SA30
D = GENERIC NEC FLOPPY DISK
Q = PLEXTOR CD-ROM PX-40TS Rev 1.00
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
35976 63895 50705 75900 7572 58950 420 59 15329 15036 37154 A:10MB


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PC9821Ls150S1C2編

丸印部分の螺子を外します。
螺子長さや頭形状が違います。取付時、間違わないように

丸印部分のカバーを外し、螺子を取外します。
 

キーボードへのケーブルを取り外します。
コネクタ両端の爪を引き下げると簡単に抜けます。
(A)は、液晶モニタへのコネクタです。
(B)は、マウスパットへのコネクタです。
精密ドライバー(-)で底部の爪を外します。
丸印の中央部分の端子が解放状態になっています。
この状態では、(FSB:60MHz)×2.5=150MHzです。
両端子を半田でショートしました。
これで、(FSB:66MHz)×2.5=166MHzになりました。

 

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LaVie NX LV16C

キーボード下にあるCPUボードを取り外します。(分解方法は今後記載します。)
丸印2カ所に倍率設定があります。
この状態では、(FSB:66MHz)×2.5=166MHzです。
IA3の抵抗を右側に移動させます。部品は大変小さいため(1×2mm)半田作業に十分注意してください。
これで、(FSB:66MHz)×3.0=200MHzになりました。
IA2の左側が黒ずんでいるのは、最初に間違えてIA2のみを移動させて133MHzになってしまいました。

 

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