【近況】
(最終更新日:2005年1月19日) |
■1年半くらい前から、日本近現代史に強い関心を抱くようになり、ちょっとしたマイブームになっています。最近では、日本近現代史に関する本を読み、時代の雰囲気を伝える雑誌連載やテレビ番組をチェックしてます。
■日本では、歴史ドラマといえば武士ものが多いことから窺えるように、日本史のなかでは武士の時代を好む人が多いようです。しかし、僕は、このように人気のある武士の時代を含めた歴史全般に対して、現在に至るまでそれほど関心を寄せてきませんでした。たとえば、小学校時代から中学校時代を過ごした『80年代前半〜中盤』を懐かしんだりすることはありましたが、それは単にノスタルジーに浸るだけのものでした。また、3、4年前くらいに、私的研究テーマである『日本人の日本人性』について勉強するために読んだ小室直樹や山本七平の本では、日本近現代史について言及されていましたが、そのときはそれ以上のことを知りたいと思いませんでした。
■このように歴史に対して大した関心を寄せてなかった僕が、日本近現代史に対して大きな関心を抱くようになったきっかけは、月刊誌『サイゾー』の対談連載『M2われらの時代に』(宮台真司×宮崎哲弥)で文化防衛論的話題を読んだことです。文化防衛論的話題は3年前程前から取り上げられており、そこでは、「米国発のグローバリゼーションに席巻されるとともに、それに乗じた田吾作政治家や田吾作官僚、地方の田吾作有力者どもによってカネとコンクリがぶちこまれた結果、『ローカルな自立的相互扶助』が破壊され、全国各地にどこもかしこも同じような『入れ替え可能な風景』が拡がり、人間までもが社会システムにとっての『入れ替え可能な存在』となってしまった現状」に鑑みて、このような社会構造の単純欧化に抗い、田吾作利権屋どもを排除し、日本人にとっての『魂』を護持するべく、多角的に論じられています。
■たとえば、岡倉天心や北一輝などの思想を参照しながら米国発のグローバリゼーションに対抗するための思想としての『”盟主なき”亜細亜主義』が提示され、日本近現代政治史を引用しながら対米従属の淵源が探られ、丸山眞男や小室直樹、山本七平の日本人研究を参照しながら日本国民の民度の低さが考察され、そして三島由紀夫などの思想を参照しながら愛国の本義や天皇制が論じられています。このような話題を通じて、先人達の試行錯誤に触れるにつけ、その内容の奥深さを感じたので、それらの詳細を知りたいと思うようになりました。
■そこで、上記の対談連載『M2われらの時代に』で引用されていた『〈民主〉と〈愛国〉』(小熊英二)を2003年5月に読んでみました。この本は、戦中から1970年前後までの日本の『ナショナリズム』と『公共性』をめぐる議論の変遷を検証したものですが、この本を通じて、「1970年代以前の日本というのは、団塊ジュニア世代の僕にとっては全く想像もつかない社会であったこと」を知り、目から鱗が落ちるような驚きを覚えました。
■それから、2004年2月に『巣鴨プリズン跡地利用』について、ひょんなことで知ったときには「この事実は、日本人の臭いものに蓋をする体質の最大の象徴であるし、戦後の日本人にとっての最大の忘却である」と思いました。2004年3月に朝まで生テレビで『連合赤軍とオウム』を見たのがきっかけで戦後日本の左翼の概要について調べ、2004年4月に読んだ『下山事件(シモヤマ・ケース)』(森達也)では、戦後日本の右翼の概要や現在の対米追従関係の淵源について知りました。これら事実を知ることにより、『戦後日本の大きなねじれぶり』を痛感し、このねじれに対して思わず頭を抱えたくなるほどに愕然とし、そして、怒りにも似た感情がふつふつと湧き上がってきました。また、山本七平の『日本はなぜ敗れるのか−敗因21カ条−』を2004年5月に読んだときには、宮台真司や宮崎哲弥がしばしば言っていた「日本は日中戦争・太平洋戦争から全く学びを得ることをしなかった。その結果、日本人は戦前と何ら変らず今日に至り、同じ過ちを繰り返すこととなった。」ということを確信するに至りました。
■また、戦後日本のねじれや忘却に疑問を抱く一方で、上記のようにいろいろと本を読んだりすることにより、僕の知る1980年代およびそれ以前の日本社会の様子に触れたときには、いまの日本にはない『匂い』というか『濃さ』みたいなものを感じ、何かしらなつかしい思いにとらわれました。そして、その濃さを大きく感じれば感じるほど、いまと比較するにつけ、日本人はなにか大切なものを失ったのではないかという思いが強くなりました。豊かさと利便性を求めるべく全国各地にカネとコンクリがぶち込まれた結果、昔ながらのものが消え、地域特有のものがなくなり、その代わりに、コンビニやファーストフード、量販店が立ち並ぶ、味気のない『記憶喪失の風景』となってしまいましたから。まぁ、これも、戦後日本の大きなねじれや忘却に含まれる事象であると考えられますが、、、。
| ■以上のように『戦後日本の大きなねじれぶり』に疑問を抱くとともに、『1980年代以前の日本にあった匂い・濃さ』に触れてみたいと思うようになりました。近現代日本では『除去すべき不条理』と『残していくべき不条理』とをはき違え、前者の不条理を残し、後者の不条理を除去してきており、現在でもそれは続いています。このような錯誤を止めさせるべく、日本人の一人として今後の日本のあり方について思考しています。 |
■長々と説明してきましたが(笑)、そんなこんなで日本近現代史がマイブームになったというわけです。 |
■欠かさずチェックしている雑誌連載NEW
(最終更新日:2010年1月18日) |
■欠かさずチェックしているインターネット番組
(最終更新日:2005年1月19日) |
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◆週刊誌
(月)
■メディアウオッチング
(以上、週刊ポスト)
■ジャーナリストの目NEW
(以上、週刊現代)
(火)
■ニュースコンビニエンス 武田徹、他
■ニュースバカ一代 勝谷誠彦
■事件だ 神足裕司
■東京ペログリ日記リターンズ 田中康夫
(以上、SPA!)
■アタシジャーナル 中森明夫
(以上、週刊朝日)
■政経外科 佐高信
(以上、サンデー毎日)
(水)
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(木)
■新聞不信
■宮崎哲弥のDVD教養主義NEW
(以上、週刊文春)
(金)
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◆月刊誌
■「こころの時代」解体新書 香山リカ
■極私的メディア論 森達也
■言論の覚悟 鈴木邦男
■ナショナリズムという病理 佐藤優
■タレント文化人 筆刀両断! 佐高信
(以上、創)
■マル激TALK ON DEMAND
神保哲生×宮台真司
(以上、サイゾー)
→詳細は「立ち読みライブラリ」コーナー
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■神保・宮台マル激トーク・オン・ディマンド
神保哲生・宮台真司
(以上、ビデオニュース・ドットコム) |
■よく聴いているラジオ番組NEW
(最終更新日:2010年6月21日) |
■よく観ているテレビ番組NEW
(最終更新日:2010年1月9日)
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(火)
■Dig
パーソナリティ 神保哲生
(以上、TBSラジオ)
(金)
■荒川強啓デイキャッチ!
コメンテータ 宮台真司
(以上、TBSラジオ)
(日)
■文化系トークラジオ Life 鈴木謙介
(以上、TBSラジオ)
■サンデー・ソングブック 山下達郎
■福山雅治のSUZUKI Talking F.M. 福山雅治
(以上、TOKYOFM)
他、JAM The Worldの15minutesのコーナー
(以上、J-WAVE)
それゆけ!メッセンジャーNEW
メッセンジャー・六車奈々
(以上、MBSラジオ) |
(月)
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(火)
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(水) ------
(木)
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(金)
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(土)
■土曜スペシャル
■アド街ック天国
(以上、テレビ東京)
(日)
■ドライブ A GO! GO!
(以上、テレビ東京) |